獣の仕業 第七回公演
「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」
The Act of Beast 7th Stage
[The Requiem for my Crowds, my Monsters, and my Lives]




怪獣を知っていますか? 私たちを乗せて走るあの電車の窓からも見えるでしょう・そう。
公園の真ん中に、タイヤでできた二階建てくらいのアスレチックの怪獣を。
誰かが言ったんだ タソガレに 「怪獣のてっぺんに登ってみよう」って
その声に導かれるようにして ねえ わたしたち タイヤの怪獣の体に手をかけたよね。

ひとりぼっちの怪獣が鳴いている!涙はカワタレまでずっと続くの、
ねえ、あなたはだれ?なぜ怪獣は泣くの?

それはね、



・・・・・・

再開発によって変わっていく街。
夕暮れの風景、終電車の発車ベル、踏切の向こうにいる会いたかった誰か。
選べなかった分岐点の先にあるものとは…

獣の仕業の旗揚げ公演を大幅にリライトしてお送りします。


日時:
2013年9月28日(土), 29日(日)
28日(土)16:30/19:30
29日(日)13:30/16:30

料金:2,000円(前売・当日ともに同料金)
※受付開始・開場は開演の30分前です。



脚本・演出:立夏

出演:藤長由佳、小林龍二、年代果林(EgofiLter)、團野カヲル、水川美波、雑賀玲衣、手塚優希

■■チケット予約・お問い合わせ:■■
HP:http://kemono.xxxxxxxx.jp/
e-mail:swz@live.jp
tel:090-2750-9136(制作)

※お名前/ご観劇日時/枚数/お電話番号をご連絡下さい。
獣の仕業からの折返のご連絡をもって受付完了と致します。



会場:
■地図はこちらでご確認ください(荻窪小劇場公式HP)
荻窪小劇場(〒167-0051、東京都杉並区荻窪3-47-18第5野村ビル1F)
JR中央線・地下鉄丸の内線 荻窪駅から徒歩10分
※当日は余裕を持ってお越し下さい。
※開演5分前を過ぎますとお席の確保が出来ない場合があります。
 あらかじめご了承下さい。





演出ノート:

この作品は、獣の仕業旗揚げ公演の再演である。
当時の脚本を読み返してみると、
その時には書ききることができなったものがあったようだった。
それは一言で言うなら青春のようなものだと思う。
まだ世界が自分のものになるような強い自意識と、
自分の思いがすべて伝わると思い込んだ錯覚、
そして、色濃く残っている思春期の時に描いた夢の名残。

今私は、私たちがそれぞれ他人同士で
どんなに叫んでも心は伝わらないことを知って、
救いようのないほどひとりぼっちで、でもそれが
本当の救いになるのではないかと思っている。

すべて分かって貰えると思って叫んでいた頃のの自分と、
分かって貰えなくても叫び続けると決めた今の自分が
脚本の中で交じり合っていった。

初演は群像劇として個々の物語を並走させて作った。
二つに分かれていた舞台も再演ではひとつに統合した。
また、全編ではないが物語の中心人物と語り手を分け、
主軸の心情を別の俳優の言葉で語らせる作りをしている。
初演よりひとつの「語られた」物語として結合させ、
「私」と「あなた」の境目がなくなるような80分となっている。
そして、舞台となる街の美しさも、初演より強く打ち出している。

夢の名残。かつて描いた夢を、恐らくほとんどの人は叶えられない。
そしてその捨ててしまった夢が、
悲しく青春に影を落としている人もいるだろう。

五年前の自分たちの気持ちに背を押されてか、
今までの獣の中で一番爽やかな後味の作品になった。
観客の皆様の夢の後先にその風が少しでも注がれるように。

獣の仕業代表 立夏







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